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桂三枝 ゴルフ夜明け前 [落語]


桂枝雀: 青菜と軒づけ [落語]

桂枝雀 Shi jaku Katsura 青菜 落語 Rakugo

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桂枝雀 Shijaku Katsura 軒づけ 落語 Rakugo



SCC1991/00
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三遊亭小遊三 「引越しの夢」 [落語]

便所でお尻を拭く会長 三遊亭小遊三師匠



写真のCDムックを数年前に買いました。 今回の落語は、誰かの話で聴いたことがあります。

三遊亭小遊三 「引越しの夢」



MRO-NS8




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林家喜久扇師匠 [落語]

「能ある鷹は爪を隠す」 林家喜久扇師匠です。
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木久蔵 「ばがやろぉぉ 早く食え」

 「屋根」の小話の経緯がわかりました。


MRO-NS8

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「蛇含草」林家木久扇.



見つけて良かった!! 千利休



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番外編: 立川談志 [落語]

談志 「お化け長屋」



立川談志師匠は、「笑点」の初代司会者だとのことです。




ちきり伊勢屋(ちきりいせや

四代目柳家小さん

 昔紀州の浪人で白井左近(しらいさこん)という学者がありました。この人御主人を諫(いさ)めて御不興を受け、長の御暇(おいとま)、よんどころなく江戸へ出て、麹町半蔵御門外へ出て、夜分辻占いを致し、
左「サァ往来の方、私は易を観る。人相も観るが、人には吉凶善悪、日の内にいろいろの事がある。お持ち合わせのある方はいささかでも申し受けるが、御持ち合わせのない方は無料で観て上げる」
 とヒュー/\風の吹くのに濠瑞(ほりばた)に立って客を呼んで占いをしている。ところが中に洒落や串戯(じょうだん)に見て貰った者が、怖いように当ってこれを人に吹聴をする。私も見て貰おうと、段々客が付いて来たが、困る者からは見料(けんりょう)を取らない。そういう具合だから、扮装(みなり)も汚ない。脅かしもないから、見料を置く者も沢山は置かないような訳、ところへ麹町三丁目の米屋さんで、家作(かさく)を造(こし)らえたが、住人(すみて)が落ち着いていない。どうも気になるから、白井左近に見て貰うと、これはこういう所が悪い、ここをこう直せば巧(うま)くゆくと教えてくれたので、その通りにして見ると成程巧くいった。ソコで米屋さんが喜んで、
米「どうですえ先生、失礼だが、お前さんこうして此所(ここ)に立って売卜(うらない)をしているより、私(わし)の家作(かさく)で麹町の平河町に元医者が住んでいたのが悪い事をして変死をしたので、化物が出るなどといって、誰も住まわない家(うち)が一軒あります。家も立派だし、庭も広いから、其処(そこ)へ入っておやんなすってはどうで、金主(きんしゅ)ではないが万事御世話をしましょう」
 というので左近も喜んで、その家へ入って、米屋の亭主の指図でちょっと様子をよく見せるように造って、本などは先生見ないでも心得ているが、それでも世 の中には馬鹿が多いからと、机の上へ易の本を積み重ねたり何かして、賑やかにして店を開くと、大層評判になって、毎日朝から絶間ない位に客が来るようにな りました。丁度七月の初旬(はじめ)、朝の内一しきり見てしまって、これから御飯を食べようと思って、ヒョイと玄関を見ると、まだ一人、人品(じんぴん)の好(よ)い人が待っております。
タグ:立川談志

番外編: 三遊亭小遊三 [落語]

三遊亭小遊三 「引越しの夢」



CDで落語を1回聴いたことがあるのですが、
ビデオで見たのは初めてです。
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マクラの部分は、笑点の大喜利と大体同じ感じです。

「便所でお尻を副会長。」



三味線栗毛(しゃみせんくりげ)
五代目三遊亭圓生

△「大きな声では言えないが、御主君がお小使銭(こづかい)に困った時に、アノ按摩に借りがあるのだよ」
×「嘘をお吐(つ)きでない」
殿「オ、錦木よく参ったな。面(おもて)を上げろ。不快じゃと申したが、ウーム大分痩(や)せたな。しかし早速の全快で芽出度いな」
錦「貴所様(あなたさま)にも御乗り出しで御恐悦申し上げます。少しも存じませんでおりましたところ、只今隣りの安兵衛さんから聞きまして一生懸命で飛んで参りました」
殿「錦木、其方(そのほう)今日(こんにち)参ったは初めて下屋敷で会うた折に、予が大名になる相があると申したな、その節約束致した事か」
錦「ヘエ、検校にしてやると仰いましたを楽しみに飛んで参りました」
殿「吉兵衛、彼を検校に取りたってやれ」
 鶴の一声で、お手元金千両下さいまして、たちまち錦木検校と出世を致しました。珍しい出世で…ところがこういう殿様ですから、何から何まで御存じで、折々検校も御前に出ます。
殿「コレ錦木見えたか、吉兵衛の宅へ寄って参ったか」
錦「只今清水様で承って参りましたが、お上には今度御乗馬をお求めになりましたそうで」
殿「ウム南部三春の産で栗毛の良い馬じゃ。今馬場に引き出すから探れ」
錦「何と申しますお馬の名は」
殿「三味線と命名(つけ)た」
錦「何と申します」
殿「三味線」
錦「珍らしい名で…、手前は盲人(もうじん)で、一向左様の事は存じませんが、しかし名馬で昔から聞こえを取りましたのは、唐(もろこし)の関羽(かんう)が乗りました赤兎馬(せきとめ)、我朝(わがちょう)で小栗(おぐり)の乗りました鬼鹿毛(おにかげ)、宇治川に佐々木梶原が先陣を争いましたのが、池月、摺墨(するすみ)、神君様(しんくんさま)長久手合戦の折、召されましたは確か鶴巻」
殿「コレ/\理屈を言うな。大方異(かわ)った名であるから意見を申せと、吉兵衛にいいつかって参ったろう。けれども、予が乗るのじゃ。雅楽(うた)(唄)が乗るから、三味線でよかろうの」
錦「ヘエ成程」
駿「乗る折には曳かせもする、駒ともいい、止める時には動(どう)(胴)とも申すぞ」
錦「成程、お上(かみ)がお召し遊ばすので三味線、もし御家来方が乗りますると」
殿「ウム、罰(ばち)(撥)が当る…」


底本:名作落語全集・第一巻/開運長者篇
   騒人社書局・1929年発行

落語はろー("http://www.asahi-net.or.jp/~ee4y-nsn/")

番外編: 桂枝雀 貧乏神 [落語]

桂枝雀 貧乏神
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私は、落伍者。

三味線栗毛(しゃみせんくりげ)
五代目三遊亭圓生

錦「そんな御無理を仰ってはいけません。私は七ツの時にこんなになりましたので」
若「七歳(ななつ)の時に閉(つぶ)ったぎりか。只今何歳じゃ…アヽ左様か、永年じゃの。何か其方、癇(かん)のためにそうなったのか」
錦「ナニ癇のためじゃァございません。七歳(ななつ)の時に疱瘡(ほうそう)にかヽりまして、すでに生命(いのち)の危うい所を助かりました代わりに目がいけなくなりました。それでも命が助かったお蔭でこうして按摩をしております」
若「アー盲人か其方は…ウームしかしそうして目を閉(つぶ)りきりにしておったら夜分も睡(ねむ)い事はなかろうな」
錦「そうは参りません。目は閉(つぶ)っておりましても心までは寝ません」
若「左様か、夜分笛の音(ね)が聞こえたゆえ吉兵衛にあれは何じゃと聞いたら、按摩の笛だと申したが、外を笛を吹いて歩くのは其方か」
錦「左様でございます」
若「毎夜(まいよ)か」
錦「ヘエ」
若「雨降(あめふり)風間(かざま)雪(ゆき)などの夜(よ)は、盲人の身ではさぞ難儀(なんぎ)であろうな」
錦「ナニ子供の時分から慣れておりますから、さのみ難儀とも思いません」
若「異な事を尋ねるようじゃが、そうして其方歩いておって何か望みがあるか」
錦「殿様の前でございますが、大きければ大きい、小さければ小さいなりに人には望みがございますもの」
若「成程、何が其方望みじゃ」
錦「私は金(かね)が欲しいと思っております」
若「ハァ左様か。金を何に致す」
錦「何にすると仰って、金が無ければ官位(かんい)が取れません」
若「白痴(たわけ)たことを言うな。金で官位が自由になるか」
錦「エー成りますとも、よく人が盲人を捉まえて座頭(ざとう)々々と仰いますが、座頭と言われるには大変でございます。座頭の上が勾当(こうとう)、勾当から検校(けんぎょう)、検校となると中将(ちゅうじょう)の位の方と同格でございます」
若「デハ何か盲人の官位は金で得られる。それで金が欲しいと申すのか」
錦「左様でございます」
若「其方は金を貯めて検校になろうというのか」
錦「どう致しまして、検校どころではございません。座頭も覚束のうございます」
若「何故じゃ」



タグ:桂枝雀

番外編: 春風亭柳昇 カラオケ病院 [落語]

五代目春風亭柳昇 - カラオケ病院

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春風亭昇太の師匠ですね。(ウィキペディア)



三味線栗毛(しゃみせんくりげ)
五代目三遊亭圓生


吉「お帰り遊ばせ」
若「今戻った」
吉「若様お一人でお出掛けになりましたか」
若「ウム一人で参った」
吉「御大身(ごたいしん)の若君が軽々しく御外出遊ばし、万一御上屋敷へ知れますると、吉兵衛が役目の落度に相成ります。以後は左様軽々しき事は遊ばしませんように」
若「イヤ吉兵衛、免(ゆる)せ、大方其方(そち)が小言をいうだろうと思ったが、しかし吉兵衛、偶(たま)には一人で歩いて見んと分らんから、ソッと其方(そち)に知れぬように参ったが、以後は謹(つつ)しむから免(ゆる)せ」
吉「恐れ入りました。シテ何方(どちら)へお出でになりました」
若「両国へ参った」
吉「やはり向こう両国へ」
若「向こう両国、何か知らぬが両国へ参った」
吉「アノ長い橋をお渡りになりましたか」
若「渡った/\」
吉「何を御覧遊ばしました」
若「先日其方(そち)が斯様(かよう)な物を見てはならぬと言った、菰張(こもばり)の観物(みせもの)へ這入(はい)って見た」
吉「怪(け)しからん所へお這入りになりましたな。何を御覧遊ばしました。御意(ぎょい)に適(かな)いましたか」
若「少しも気に入らぬ。水の中で笛を吹く河童の化物を見たが、あれは正真(ほんとう)の物か」
吉「偽物(ぎぶつ)、造り物でございます」
若「ウーム、偽物(ぎぶつ)を似って衆人(しゅうじん)を欺(あざ)むくとは怪しからん奴だな」
吉「アノ刻限にお出でになりまして、さぞ御空腹でございましょう。何(いづ)れでかお昼食(ちゅうじき)を遊ばしましたか」
若「どうも分らんで困った。ソレ先度(せんど)其方(そのほう)が此処(ここ)にあるは皆、料理屋だと教えたな。アノ洒落(しゃれ)た茶屋と申した家(いえ)で昼飯(ちゅうはん)をいたした」
吉「洒落た茶屋、左様なお茶屋はございません」
若「ソレ両国へ参った時に、これは何じゃと尋ねたら、茶屋小屋じゃと申したではないか」
吉「両国の此方(こっち)河岸では、梅川、萬八、柳屋…」
若「そんな家ではない、橋の向こうじゃ」
吉「中村屋、柏屋、青柳」
若「そうでもない」

番外編: 春風亭昇太 ストレスの海 [落語]

落語 春風亭昇太 ストレスの海




笑点で紹介されていました。



三味線栗毛(しゃみせんくりげ)
五代目三遊亭圓生

○「マア何(なん)だネ、これから大きに生計(くらし)宜(よ)くなるぜ」
□「そうかえ」
○「今日の米の相場を聞かねえかい」
□「知らねえ」
○「両に五斗五升だとヨ」
□「有難え。それは楽だ」
お篤(かご)の裡(うち)で洩れ聞いた殿様が、これは良い事を聞いた、米が両に五斗五升で、町人は余程楽と見えるな――殿中へお出でになると、それぞれお詰所に御大名がおります。
〇「これはお早い御登城」
△「イヤ大きに遅刻いたした」
○「市中の様子は如何(いかが)でござるな」
△「されば、町人はこの頃ズント暮らし宜(よ)うござるな」
○「左様か」
△「今日の米の相場は両に五斗五升だそうで」
○「是は恐れ入ったな。米が両に五斗五升…。その両というは何両で」
△「ウム…百両…」
 ここらが御大名の了簡で…。中にまたどうかすると恐ろしく下情(かじょう)に通じた殿様が出来あがる事もあります。何時(いつ)自分か年代も分りませんが、酒井雅楽頭(さかいうたのかみ)という御大名の若殿、角太郎(かくたろう)様、これは間に姫様を挟んでお三人目で…ところがどういうものか、大殿とお気質が合いません。最もお部屋腹ではありますが、大殿は前(ぜん)申し上げたような御大名風で、その頃は万事寛裕(おっとり)とした御気性だが、若様は至って闊達の御気風、ソコで巣鴨鶏声ヶ窪(けいせいがくぼ)の御下屋敷の方へ遣られ、お賄(まかない)は僅か五十石で、用人の清水吉兵衛という人が忠義者で、よくお守(もり)をして、成るたけ入費の掛からぬようにいたし、御徒然(おとぜん)の時には盛り場所へ御案内をする。その頃盛り場といえば観物(みせもの)や何かあって、最も賑やかなのが両国、或いは芝の久保町(くぼちょう)、下谷(したや)の山下、神田の筋違いの八辻ヶ原(やつじがはら)、浅草観音の境内、これは今日も誠に賑やかでございますが、そんな所へ御案内をしてお気を慰さめ、夜に入りますと御学問をお仕込み申し上げる。お賄(まかな)いが少ないから吉兵衛夫婦が手内職をして、そのお鳥目(ちょうもく)をつぎ込むというようにしております。若様は至って御壮健で、お一人で日々活発に遊んでお在(いで)なさるが、何(ど)うかすると、吉兵衛が内職にでも気を取られているうちに見えなくなる事がある。驚いて彼方此方(あっちこっち)と尋ねております所へブラリお帰りになります。





タグ:春風亭昇太

番外編: 桂米朝  始末の極意  [落語]

落語 始末の極意 桂米朝
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三味線栗毛(しゃみせんくりげ)
五代目三遊亭圓生

 昔、御武家に生れました人は誠に御運の好(よ)かったもので、何故(なぜ)というに当今(とうこん)のように人材登用なぞという社会でなく、千石でも万石でも、失礼でございますが御自分の力でない。御先祖様の戦功またはいろいろ御苦心を遊ばしてそれだけの扶持高をお取りになる。そのお家にお生れになりましたため、殿様御前(ごぜん)で社会(よのなか)が送られます。ところがそういう御身分(おみぶん)になると、お気の毒な事が一ツございます。というのは、勝手我儘(わがまま)に寝たい時分に寝、起きたい時分に起き、飲食物(めしあがりもの)も喫(た)べたい時に喫(た)べるという事が出来ません。それにはお附き添いがいて、そういう軽々しい事を遊ばしては相成りません。御身分(ごみぶん)に障(さわ)ります。こう遊ばせ、アー遊ばせと、故意(わざ)と社会(よのなか)の事を知らせないようにしてありました。またその頃は下層の者は上流社会の事は見る事も出来なかったもので、されば上下の間が甚だしく隔たっておりました。その頃申した事に、片仮名のトの字に一の引きようで、上(うえ)になったり下(した)になったり、御承知の通り上という字は下に棒があって、これで下層社会の事は分らない。下々(しもじも)の者は上に一あるので上流社会(うえつがた)の事は分らない。ところが中(なか)という字は上下(じょうげ)突き貫けており上も下もよく分る。町奉行などという役はその中途(ちゅうと)にいて、上下御存じなければ勤まらなかったが、上(じょう)の部に属する御大名方はとかく間(あいだ)を隔たれて下層(しもざま)の事が分りません。しかし人情として、見てはいけない、聞いてはいけないとなると、見たがる聞きたがるもので、御登城(ごとじょう)遊ばす時に、何か町人の話を聞き出した事があれば、殿中(でんちゅう)に行って下層(しもざま)の事に乃公(おれ)は通じているというのを、誇り顔に話したいから御駕(かご)の戸を排(あ)けていらっしゃる。百万石も剣菱(けんびし)も摺(す)れ違うての繁昌(はんじょう)は金(かね)の生(な)る木の植え所。剣菱の菰(こも)を着た乞食(こじき)も御大名も摺れ違うというそこが江戸の豪義なところ、御大名のお通りなどは珍しくないから、エイ寄れッ、という中でも平気で町人が話をしている。

タグ:桂米朝

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